この記事のポイント
- 子育てのイライラは誰にでもあるもの。感情をコントロールする方法を学ぼう。
- 「今しかない時間」と捉えることで気持ちに余裕が生まれる。
- 自分の子供時代を振り返ると、子供の行動に寛容になれる。
- 怒りの感情を上手にコントロールし、家族の関係をより良くするための具体的な対策を紹介。
はじめに
子連れ再婚で新しい家族を築く中で、子育てのイライラを感じることはありませんか?
どんなに愛情を持って接していても、子供は時に親を困らせる行動をするものです。勉強をしない、危ないことをする、何度言っても聞かない…。ついカッとなってしまう瞬間もあるでしょう。
しかし、感情のままに怒ると、子供との関係が悪化してしまうことも。そこで重要になるのが「アンガーマネジメント」です。
この記事では、実体験を交えながら、子育てにおけるイライラを抑える方法について紹介します。
子育てのイライラは誰にでもある
「なんでこんなに怒ってしまうんだろう?」
そう思うことはありませんか?でも、安心してください。子育てにおいてイライラを感じるのは、どんな親でも経験することです。
特に、子連れ再婚の場合、急に「親」という立場になり、関係がまだ築けていない中での子育てとなるため、ストレスを感じることも多くなります。
大切なのは、「怒ってはいけない」と自分を責めるのではなく、怒りをどうコントロールするかを考えることです。
「今しかない時間」と考える
私自身、子育てにおいてイライラを感じることがありました。
そんな時、子育てを終えた先輩たちの意見や後悔を見聞きすることで、「今この時間は二度と戻ってこない」と実感しました。
- 子供が親に甘えてくれるのは今だけ。
- 反抗期が来たら、話しかけてもくれないかもしれない。
- もっと一緒に過ごせばよかった、と後悔する人が多い。
こう考えると、「この瞬間も貴重なんだ」と思え、イライラする気持ちが少し和らぎます。

ある保育士さんのYoutubeで、「子どもの手の感覚はゴム手袋を5枚くらいつけた感覚といわれている、だからモタモタしても見守ってあげて」という情報発信を見て、目からウロコでした。
そんなもどかしい状況で一生懸命何かやろうとしていると思うと、許せちゃうような気がしませんか?
自分の子供時代を思い出す
子供が言うことを聞かないと、「なんでこんなに手がかかるんだ!」とイライラすることも。
しかし、ふと自分が子供だったころを思い出してみました。
- 宿題をサボるのは当たり前。むしろ親に怒られてもやらなかった。
- 外で遊びすぎてケガをしたことも数えきれない。
- 何度言われても同じミスを繰り返していた。
そう考えると、「自分も同じようなことをしていたな…」と気づき、子供の行動に対して寛容になれました。

何度同じことで怒られたことでしょう…皆さんも思い返してみてください(笑)
なぜ怒ってしまうのか?親の感情のメカニズム
子育てをしていると、つい感情的になってしまう瞬間がありますよね。
「なんでこんなことで怒ってしまったんだろう」
「また言いすぎたな…」
そんな後悔を、僕自身も何度も経験してきました。
よくよく考えると、怒りの裏には必ず“期待”や“不安”があるんですよね。
「早くしてくれると思ってたのに」
「そんな態度で大人になって大丈夫か?」
つまり、怒りは「子どものため」というより、「自分の理想通りにいかない frustration(苛立ち)」なんです。
子どもに対する心配や愛情があるからこそ感情的になる。
でも、それが伝わるとは限らない。
怒りをコントロールするためのステップ
怒りは一瞬で爆発するもの。でも、その爆発を止める手段もちゃんとあります。
いくつか、僕自身が試して効果があった方法をご紹介します。
■ 「6秒ルール」を使う
心理学で言われる「怒りのピークは6秒」。
6秒耐えれば、感情の波が落ち着くことが多いです。
僕の場合、「1、2、3…」と数えるよりも、少し席を立つ/飲み物を口にする/窓を開けるなど行動で間を作るのが効果的でした。
■ 自分に問いかける
「今、自分は何にイライラしてる?」
この問いを自分に向けるだけで、不思議と客観視できます。
「眠いから」
「仕事で疲れてるから」
そんな理由に気づくこともあります。
怒りはしばしば「子ども自身」ではなく、「その瞬間の状況」に対して向いていることが多いんですよね。
怒りではなく“伝える”ことに集中する
大切なのは、怒ることではなく伝えること。
怒っても、子どもは「なぜ怒られたか」がわからないまま萎縮してしまうことがよくあります。
だからこそ、「してほしいこと」を具体的に言葉で伝えることが重要です。
たとえば
- ✕「なんでいつもグズグズしてるの!」
- 〇「○時までに靴を履いて出られるようにしてくれると助かるよ」
これはまだまだ僕も修行中ですが(笑)
伝え方を変えるだけで、子どもの反応もだいぶ違います。
パートナーに相談する
子育ての悩みやイライラは、一人で抱え込まずにパートナーに相談しましょう。
「今日こんなことでイライラしたんだけど、どうすればいいかな?」と話すことで、気持ちが整理され、冷静になれます。

子育ての大先輩に相談してみよう!共感することでフッと溜飲が下がることもありますよ!
親の失敗も“学び”に変わる
怒ってしまったあとに後悔する。
あの一言を言いすぎた、態度が強すぎた…。
でも、それを「なかったこと」にしないことが大事だと思っています。
■ 子どもに謝る=弱さではない
「さっき怒りすぎてごめんね」
そう伝えると、ちゃんと子どもはわかってくれます。
むしろ「親も感情を持つ人間なんだ」と、少し大人の目線で見てくれる瞬間さえある。
親が自分の感情と向き合い、謝る姿を見せる。
それは「誠実に生きる」姿そのものだと思うんです。
まとめ
子育てのイライラは誰にでもあるもの。
しかし、「今しかない時間」と考えたり、自分の子供時代を思い出したりすることで、気持ちに余裕が生まれます。
また、アンガーマネジメントの方法を実践することで、怒りの感情をコントロールし、子供との関係をより良くすることができます。
焦らず、無理せず、少しずつでも「怒りにくい自分」を目指していきましょう!
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