この記事のポイント
- ステップファミリーならではの戸惑いや発見がある
- 子どもとの関係性は時間をかけて築いていくもの
- 周囲の反応や違和感に悩むこともあるが、焦らず向き合うことが大切
はじめに
ステップファミリーとして新しい生活を始めると、想像していなかったような出来事に遭遇することがあります。楽しいこともあれば、戸惑うこともある。今回は、私自身の経験をもとに「ステップファミリーになると起こること10選」を紹介します。
1.なんて呼ばれるか問題
再婚したとき、子どもが新しい親をどう呼ぶか問題が発生します。「パパ」「お父さん」なのか、それとも名前で呼ぶのか。家庭によって答えは異なりますが、子どもが自然に決めるまで無理強いしないことが大切です。
2.知り合いに結婚が伝わったときの空気感
職場や友人に再婚を報告すると、反応はさまざま。「おめでとう!」と純粋に祝福されることもあれば、「子連れ?」と微妙な空気になることも。周囲の価値観に振り回されないようにしましょう。役割を無理に押し付けず、子どもが自分の存在を受け入れてくれるタイミングを待つことです。
3. 子どもを“息子”と紹介するときの違和感
「息子の〇〇です」と紹介するとき、最初は少し違和感を覚えるかもしれません。でも、日々の積み重ねでその言葉が自然に出るようになります。
4. 学校の友達から『〇〇くんのパパ』と呼ばれるむずがゆさ
子どもの友達から「〇〇くんのパパ!」と呼ばれると、嬉しい反面、少しむずがゆい気持ちになることも。でも、そう呼ばれることで少しずつ親としての実感が湧いてきます。

3番の「息子と紹介する違和感」とあわせて、日々の生活に徐々に馴染んでいくものですね。
5. 子どもの元気さに辟易する
家の中を走り回る、テンションが高い、静かにしてほしいときに限って騒ぐ…。子どもは本当にエネルギッシュです。疲れることもありますが、それもまた家庭の賑やかさとして受け入れていきましょう。

無尽蔵のスタミナと一生喋り続ける尋常じゃないアウトプット…。嫌になる気持ちもありますが、これも成長の過程なんだと飲み込みましょう(笑)
6. 夫婦二人の子どもはどうするのか聞かれる
親戚や友人から「二人の子どもは作るの?」と聞かれることがあります。デリケートな話題なので、夫婦でしっかり話し合っておくことが大切です。

我が家では新たに子を授かる予定はありません。新たに子を授かる場合は、今の子(連れ子)が寂しい思いをしないように、十分すぎるほどに配慮しましょう。
7. 赤ちゃんの頃の写真を見て少し切なくなる
子どもの小さい頃の写真を見て、「この時期を一緒に過ごしていないんだな…」と少し寂しくなることも。でも、大切なのはこれから築く思い出。今できることに目を向けましょう。
8. 幼少期の子育てに関われなかった負い目を感じる
夜泣きやおむつ替え、初めての歩行…そうした瞬間に立ち会えなかったことを考えると、少し申し訳ない気持ちになるかもしれません。でも、これから関われる時間を大切にしていけばいいのです。
9. 急に身の回りの危険に気づくようになる
「階段は大丈夫か?」「道路に飛び出さないか?」など、今まで気にしていなかったことが急に気になるようになります。親としての意識が芽生えた証拠かもしれません。

世の中にはこんなに危険が溢れているんだと驚くと同時に、正気の沙汰じゃない行動をする子供に慌てふためくこともしばしば…
10. 時間をかけて本当の家族になっていく
最初から「完璧な家族」にはなれません。でも、日々の積み重ねで確実に絆は深まります。一緒に過ごす時間が、何よりも大切なのです。

結局は、時間を掛けてゆっくりと、それぞれの家族の在り方に向かって歩みを進めていくことが大事ですね。
まとめ
ステップファミリーには、普通の結婚とは違う戸惑いや気づきがあります。でも、悩みながらも少しずつ関係を築いていくことで、確かな家族の絆が生まれていきます。無理せず、ゆっくりと、お互いを理解しながら歩んでいきましょう。
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